性能の低下

温めてきたものが冷えた時

鍛えて来た筋力が衰えた時

出来ていた事が出来なくなった時

下手くそになった時



再びその自分を
再稼働させようとして踏み込む
最初の1歩には毎回抵抗が有る

何故なら
自分の退化した有様を

改めて実感して
自覚しなければならないからだ



この精神的な負荷を
繰り返す羽目になるから

循環が滞る事を恐れるのだ



ただ
気持ちの面でさえ

誇れる想いが
過去にしか無い今なんて

そんな哀しい事はない



また
つくっていこう

種を蒔こう

そんな風に
強い気持ちで今の自分と対峙する時
僕はこの言葉を呪文のように唱えるのだ



今出来る最善で
目の前を迎え撃つ世界だ