してあげる

時と場合によるのだけど
 

◯◯してあげる

 

と云う言い回しに

時々違和感を感じる
 
それは相手が
自分の行為を必要としている
 
と云う思い込みを前提に
吐き出される言動であり
 
状況にもよるが
何処か押し付けがましい
印象さえ感じられる
 
 
 
でも仮に本当に
当人が手を借りる必要が有るのならば
 
それは心強い
言い回しになり得るし
 
或いは
仕方ないから
自分がその役割を引き受けてあげる
 
のような
諦めと受容が混在した
ニュアンスも有るか
 
よくドラマか何かで
頼まれたら断れない性格の女性が
 
んもー
しょうがないんだからー
 
って言う
みたいなアレか
 
そう考えると
その言い回し一つに
様々な表情が有るな
 
どちらかと言うと
男より女の方が
使っている傾向が強い気もする
 
 
 
結局気になっていたのは
言い回しという点よりも
 
人と人の間に起きている
気持ちの機微や
その方向のズレ
 
という観点に関する
違和感だったのかもしれない
 
 
 
基本的には
そして個人的には
 
したい
 
と思う想いに基づいていたい