映画 その7

私の男



個人的には
わざわざ嫌う程では無いけど
全然好きでも無い映画でした

内容としては端的に言うと
父と娘の恋模様ですか

共感は出来なかったけど
2人の間に有る
排他的なエネルギーの強さは
人間臭くて痛々しくてやるせない

基本的にどんよりとした
生活臭のキツイ退廃的な映画は
見ていて気分の良いものでは無い

寧ろ気持ち悪い

では何故
そんな形態の映画に
期待を抱いてしまうのか

僕にとってダウナーな映画は
嵌れば感傷の振り幅がでかいからである

心と映画が的確に重なれば
感情を強く揺り動かす可能性は
高い気がする