映画その10
久々の映画レビュー
と言ったら大袈裟だな
報告のような備忘録かな
漸く見届ける事が出来た
STAR WARS EPISODE Ⅶについて
最近
WEB関連の修行や
デザイン関係の模索に傾倒していた為
それ以外の事に費やす時間が確保出来ず
スターウォーズ見たいなー
なんて
留意しながら3月中旬の現在に至った
(公開日は12月18日)
折角なので
MX4Dを体感してみたくなり
ほぼ倍の価格での鑑賞となるが
思い定めていざ8番ゲートへ
公開初日が約3ヶ月前だった上に
平日の午前中のスケジュール
と云う事もあった為か
5、6人の来場者数で閑散としている
好きな規模で配置だ
肝心の内容としては
主役が女性のレイと
黒人男性のフィンと云う配役から
何か新しい事を
しようとしているのだろうな
と云う気概を感じたし
2人とも人間臭くて好きだ
特にフィンに関しては
最も感情移入し易い
普遍的な位置付けなんでないかと思う
只個人的には
STARWARSに求めているものは
華麗で鮮やかで切迫感が肉薄し合う
ライトセーバー捌きであり
EPISODE IIやIIIの衝撃が強過ぎたのか
今回はどうも
物足りなさを感じてしまった
(物語の構造上必然的な作為なのかも)
物語のアンチテーゼである
カイロ・レンも
圧倒的な障壁と恐怖
と云う描写ではなく
弱さが既に垣間見えていて
最終的に仲間になったり
ダースベイダーのような結末を
迎えるんでないかと推測される
運びとなっていたように思ってしまう
つまり劇中のクライマックスで
レイのポテンシャルを
示す事と引き換えに
勝てそう(実際勝ってた)
と云う印象を感じ取ってしまう事により
見応えと次に対する期待感が
半減してしまった
続編で新たな刺客が現れるのか
何なのかは解らないけど
このままだとなんだか微妙だなぁ
なんて感想に至る訳である
本当にあんな奴に勝てるのかよ
みたいなフラストレーションが
続きに対する想いや
期待値を高めると思う
もしかしたらそれら全てが
続編の為の伏線なのかも知れないけれど
4D自体は椅子が動いたり風が吹いたり
焦げ臭い匂いがしたり
背中をポコポコされたりで面白かった
そして勿論
経年劣化が主な要因だとは思うのだが
劇場を後にして気付いたら
デニムが破けていた
used感が右膝に宿った
ともあれ
久々の映画で楽しかった
やはり僕は
心に何かが起こる事が楽しみで
映画を観ようとするのだろう