許さない

自分の違和感や怒りに対して

それを

許すのか

許さないのか

その態度次第で
当人の感性は
瑞々しくも見苦しくもなる

なんでもかんでも許してしまうから
自分の中に居る子供を
引き千切ってゆくように

感じなくなってゆく領域が
広がる羽目になるのだろう

奥行きの無い
つまらない大人になってく
プロセスの1つだ



苦痛と共に
違和感や怒りを連れて行く

そして許さない

と云う態度は
人の根幹を象っている



職人が割と
頑固一徹なイメージが強いのは

そうする事で
自分の拘りを堅持している様であり

手掛けるものに対する想い
それら自分の信じた感覚を譲らない
と云う
強い意識の産物なのかも知れない