委ねた結果
それぞれ
1人1人の人間と呼ばれる生き物が
至る所で生活している訳だけれども
自分を取り巻く状況に対して
不本意な感情が生じたとして
誰かの所為に出来てしまう要因が
一つでも有ると言えてしまうのなら
現在に於いて
思い当たる節があるのなら
それは
他人に選択を委ねてしまった
自分の選択でしか無い
思い描いたものとは違ったとしても
自分が招いた事に他ならない
結果的に
自分の気持ちが
歪んでしまったとしても
その当時その刹那
純度100の想いが
其処には有った筈だ
そこに居た自分が
抱いていた気持ちは
否定出来ないし
否定する訳にはいかない
過去を覆い隠す事は出来ても
捨て去る事は出来ない