映画その9

バケモノの子



細田守(敬称略)の描く夏が
本当に好きだ

もう何回言ってるか解らないけど好きだ

それと街

不思議な事に
実写の街よりも
身近な感覚を覚える

初めて出会った作品が
ディアボロモンの逆襲だった

夏の少年の映画特有の
キラキラ感がたまらなかった

そして勿論今回も



瑞々しい空気感が
映画を包んでいた

内容としては
THE王道でど真ん中



エンドロールがミスチルだったのが
個人的にはしっくり来なかった

サマーウォーズが最高に心地良いのは
劇中の感情の揺れを
余韻と共に最後に締め括ったからだ

適材適所過ぎて
多幸感が心を席巻していくのである



とは言え
もう終わっちゃうのか

続きが見たい

久しぶりに
そんな風に思える登場人物達が
スクリーンを
喜怒哀楽と共に動き回っていた