言葉は絵

上手く話せなかったり

伝え方が下手になってしまう

それら訥弁な状態というのは

そもそもに於いて

頭の中で
出来事の描写

という作業を
インプットの段階で
やってないからかもしれない

それと同様に
自分の感情や見解を
的確に表現出来ないというのも

恣意的な想いを
それに併走出来るくらいの速度で
適宜
描写する事が出来ていないから

自覚し切れない
という現象に至る訳で

それは
当人の内省的な追跡力が低い事に
起因しているとも言える



描く事は知る事だと
ラクガキングの
寺田克也(敬称略)が言っていたけど

描写する事
目の前の被写体を
丁寧に認識しようとする
能動的な行為だ

そして描写する際の捉え方が
当人の目線であり独自性である

例えば写生大会で
それぞれの描く絵が
同じではないように

僕等のイメージの形態を象る
絵の完成度も面白さも
当人による描写のお手並み次第