関係無い

今思えば間違っていたなと


反省したい過去最大の悪癖は

未来の自分にとって
今やろうとしている事は関係無い
思ってしまう事である
 
小学生の頃
 
何処で覚えたのか
格好付けて
 
因数分解なんて何の役に立つんだ
 
なんて云う
尤もらしい月並みの言葉を
何処かで真に受けてしまった
 
その場凌ぎのスローガンとして
 
自分の勉強に対するスタイルを
 
「やる気になんないなー」
みたいな感情を
 
無理矢理正当化したのである
 
だったらその分
漫画描いていた方が
将来の為になるじゃないかと
 
そこで思い込んでしまった事が
そもそもの間違いで
 
この成り行きは
 
やりたい事が
早い段階で定まった事の弊害であり
 
それに伴い
却って視野を狭くしてしまう現象を
引き起こす結果となった
 
つまり
その時点で僕の失敗は
確定していた
 
 
 
勉強する事が
将来どう必要になるのか
 
想像が出来なかった
 
見出せなかった自分にとっては
 
便利で好都合な言い訳そのものである
 
 
 
そこで僕の脳は短絡的に
思考停止してしまった訳です
 
実際
 
関係無い
なんて事は一切無かった
 
此処で必要になるのかと
思い知る局面は確かに有った
 
 
 
現時点で自分が
先をどれだけイメージ出来るかで
今  やるべき事は変わってくる
 
井の中の蛙じゃ駄目なんだよ